行事報告

平成20年6月21日(土)午後4時30分から京都ホテルオークラにて3年ぶりの「東櫻同窓生のつどい」が開催されました。今回は昭和53年、54年、55年の卒業生が幹事学年として、企画、運営をさせていただきました。


受付風景(4階会場前ロビー)

当日は目標の300人には届きませんでしたが、279名の方にご出席いただき、盛大な会を催すことができました。今回の最高齢のご出席者は大正14年卒の市 和顕様で、96歳ということです。紫野高校の理科の先生をされていたそうで、附属京都小学校の卒業生の中でも多くの人が教えを受けられたようです。


同窓会総会(堀場雅夫副会長、野村英男会計担当理事、出木谷 寛常任理事長)

当日のスケジュールを簡単に振り返りますと、物故者への黙祷の後、総会が開かれました。堀場雅夫副会長に議長をお願いし、滞りなく無事終了しました。役員5人はいずれも再任されました。


アンサンブル東櫻によるコーラス

続いて、アンサンブル東櫻によるコーラスを聞かせていただきました。今回は「浜辺の歌」「人生の扉」「千の風になって」の3曲を歌っていただきました。日頃の練習の成果を発揮していただき、すばらしいコーラスでした。


田岡文夫母校校長からのご祝辞

その後、田岡文夫母校校長からご祝辞をいただき、鏡開きの後、大倉治彦副会長の乾杯のご発声で、懇親会が始まりました。おいしい料理とお酒をいただきながらの暫しの歓談の後、福引き、恩師紹介と続きました。


鏡開きの後、大倉治彦副会長による乾杯

福引きは賞品数を絞りこみ、予定した時間内で、終わりました。千 玄室会長の色紙は元副会長の大石 純氏が引き当てられました。恩師紹介は恒例の迫田恒夫先生(昭和24年卒)に行っていただきました。今回はご来賓として現校長の田岡文夫先生、副校長の多田光利先生、三光会からは安田祐治先生、畑井多津子先生、花坂雅夫先生、今西幹郎先生、渡辺武野先生、田中 収先生、栗山正則先生、藤本榮樹先生、村岡弓子先生、倉中増夫先生、岩渕信明先生、木下由利子先生、島田尚夫先生(母校への着任順)の13名の先生にご出席いただきました。懐かしい先生方にお会いできて、大変嬉しく思いました。


会場風景(恩師の先生方のテーブル)


会場風景(恩師の先生方のテーブル)


福引き(抽選者は絹川雅則監事と北村光一郎監事)


吉阪一郎氏による解説

いよいよ昭和53年卒の吉阪一郎氏率いる、能楽五人囃子の登場です。楽器紹介、謡と囃子の説明、舞の説明などを取り入れながら、「早苗」「小督」「乱」の3曲を演じていただきました。大変緊張感のあるすばらしい舞台でした。30分ほどの時間でしたが、年齢、世代に関わらず、伝統芸能の世界を間近に感じることができ、大変好評でした。


能楽 五人囃子の演奏(中央小鼓方が昭和53年卒吉阪一郎氏)


楽しい時間もあっという間に過ぎ、校歌斉唱、次期実行委員への引継ぎがあって、午後8時過ぎに「東櫻同窓生のつどい」は終了しました。準備は大変でしたが、みなさまの楽しそうなお顔を拝見し、また「ご苦労様」の一言を多くの方にかけていただき、幸せに感じました。みなさまが楽しいひと時を過ごしていただいておれば幸いです。

何かと不手際の点も多々あったとは存じますが、みなさまのおかげをもちまして、何とか無事終えることができました。昭和53年、54年、55年の実行委員一同、お礼申し上げます。3年後の「東櫻同窓生のつどい」がさらに盛大な会になりますことを願って、報告を終わります。