同窓会について

東桜同窓会の起源は、今一つはっきりしないが、最初の卒業生が出たころに結成されたと考えられるので、明治20年代中頃と推測されている。
会名の『東桜同窓会』は、当時校舎のあった寺町荒神口の東桜町の町名を取ったものと考えられる。
昭和18年まで、年1~2回の総会が持たれていたようで、中でも大正15年の総会は、師範の創立50周年を記念して市公会堂で行われ、映画鑑賞の企画が当たり1800人もの参加があり、入場を断る場面もあったと記録されている。
昭和19年、戦争の激化に伴い、同窓会活動も中断の止むなきに至った。
資料として、昭和15年~18年度の同窓会誌、昭和3~金木犀が保存されている。

終戦後二十余年が経過し、昭和43年頃から同窓会の再建が検討され、昭和44年の会員名簿発刊を期して総会が開かれ、千宗室氏が会長に推挙された。

昭和44年度~55年度

以後、3年ごとに総会が開かれた。総会は母校講堂で行われ、そのあと副会長の納屋嘉治氏のご好意で学校近くの淡交社茶道研修会館で懇親会が持たれた。総会では、上田環境庁長官(当時)や堀場雅夫氏の講演があったり、学校の近況報告があったり、コーラス部による校歌合唱が披露されたりしたが、参加者は100人前後とごく一部に限られていた。

昭和56年度

附属京都小学校 創立100周年を迎える。
講堂で記念式典、体育館で記念パーティーを開催する。約500人の参加創立100周年に当たり募金を募り、記念事業の数々を実施する。-記念誌の発行・正面玄関の大修景・会員名簿の作成等々-創立100周年を機に同窓会活動を活性化しようとする機運が盛り上がった。

昭和58年度

東部東櫻同窓会が結成された。

昭和59年度

6月3日 総会-附属京都小学校 『附属の百年』のスライド映写
同窓会活動を活性化するため、財務・広報・行事・名簿の4委員会を設けることになった。
『東櫻だより』が創刊された。

昭和62年度

6月21日 はじめて総会を母校を離れて、京都ホテルで開くことになった。
福引きを行う。371人の参加を得た。会費が年1000円に値上げされた。
1987年版の会員名簿を発行。

昭和63年度

『京小・山の家』-北桑田郡周山余野-建設に当たり、募金活動を行う。

平成2年度

7月8日 総会-京都ホテル 大正琴演奏 参加300人

平成5年度

7月4日 総会-京都ホテルが建て替えのため、会場を都ホテルに移す。参加230人
『附属の百年』のスライド映写・往時の写真パネルの展示を行う。
1993年版の会員名簿を発行。

平成8年度

6月23日 総会-京都ホテル 参加200人 
堀場雅夫氏の記念講演『おもしろ おかしく』

平成11年度

6月13日 総会-京都ホテル 参加247人
宮台真司氏の記念講演『成熟社会と若者たちの行方』
この年から、総会等については幹事学年を決め、お世話いただくことになる。
1999年版の会員名簿を発行。

平成14年度

附属京都小学校 創立120周年を迎える
6月16日 総会-京都ホテルオークラ
卒業生の茂山茂氏による狂言の公演。
『東櫻だより』13号発行。
創立120周年記念として、母校に加茂川の生物を飼育する『大型水槽』を寄贈した。2002年版の会員名簿を発行予定。(3年ごとに改訂する)
東櫻同窓会ホームページを立ち上げる。

平成15年度

3月18日 『東櫻だより』14号発行。

平成19年度

3月 東櫻同窓会ドメインを取得し、ホームページを全面リニューアル。

平成23年度

6月25日 母校の小中学校統合に伴い、附属京都中学校同窓会と統合。名称を京都教育大学附属京都小中学校 東櫻同窓会(仮称)とする。